Say NOプロジェクトについて

プロジェクトの目標

・パピーミル(仔犬・仔猫生産工場)で働かされる犬・猫を減らす(※パピーミルの説明はこちら
・心身に傷を負わされる犬・猫を減らす
・捨てられる犬・猫を減らす
・殺処分される犬・猫を減らす

被害にあってしまった犬・猫を愛護団体が救い出していますが、なかなかその頭数を減らすことができません。
動物愛護センターに収容された多くの犬・猫を殺処分せず、再譲渡できるよう職員さんたちも努力されています。
しかし捨てられたり、持ち込まれる犬・猫の数が減らない限り、収容頭数は増える一方です。
もし、【犬猫を買う】という常識を変えることができるなら、被害に遭う犬猫が減るのではないだろうか?
そのような思いから、知ってもらい・広めてもらうSay NOプロジェクトを起ち上げました。

まずは最初に

同じ想いを持って下さる方が、実際どれほどいらっしゃるのか、どんな想いを持たれているのか…。
まずは、皆さんの気持ちを知るため、そして現状をご存じない方に知っていただくために、このプロジェクトのスローガンを募集いたしました。(その頃はSayNOプロジェクトではなく生体販売NO運動でした)
たくさんの方から、切なる想いと共に130件のスローガンが集まり、130件の中から5件まで選別。
その後、facebook、ブログなどで投票の呼びかけを行なった結果、324名の方にご協力いただき、3件のスローガンに決定しました。

以下が、皆様の投稿・投票により決定したスローガンです。
・買わないことで救える命がある NO!生体販売
・買わずに飼いませんか?殺処分ゼロになるその日まで
・ぼくの命に値札を貼らないで

このスローガンは、バナーやステッカーのデザインに加え、皆様がスローガンを自由に選んで使っていただけるようにいたします。

今回、スローガンを募集した事により、予想以上に、仔犬・仔猫がいつでも買えるこの環境に心を痛めて、どうにかしたいと考えていらっしゃる方が、多いことを改めて知ることができました。
それと同時に、愛護センターや愛護団体はハードルが高かったり、「犬・猫を買わずに、飼いたいのに譲ってもらえない」というケースが少なからずあることも、改めて気付かされ、もっと愛護センターや愛護団体が身近な存在になるよう、努力することが今後の課題であると痛感しました。

将来

【いつでもどこでも仔犬が買えなくても良い】
という考えが当たり前になったら、売るための仔犬をどんどん作る必要もなくなり、そして、すぐに飽きて捨てる人が買う機会も減ります。
ショーケースで売られることで、精神に影響を与えられることもなくなり(外部リンク:ペットショップ出身の犬に見られる行動特性)、知らずに購入して飼いきれずに処分という選択をされることもなくなります。

ずっと先の未来かもしれませんが、犬や猫を迎えようと考えた時、動物愛護センターやシェルターに出会いを求めて家族で出かけるのが当り前の光景になり、「昔は仔犬、仔猫をお店で買っていたなんて信じられないね」と、お店で買わないことが普通になれば、きっと、人と暮らす幸せを知る犬猫も増え、人も今よりも、もっと心が豊かになり、自然と笑顔の交流が生まれる、そんな素敵な世の中になったらいいな~と思っています。
もし共感いただけたら、いつでもご参加ください。

ご参加方法は、様々です。

・Say NOプロジェクトFacebookページに、いいね!をして頂く
・ブログやHPにSay NOプロジェクトのバナーを貼る(素材はこちら
・ご用意しているSay NOプロジェクトのステッカー素材を使用しプリンターでステッカーを作って貼る(素材はこちら
・愛護団体とSay NOプロジェクトがコラボして作ったグッズを購入する(グッズ紹介ページはこちら
・企業・店舗・団体様はオリジナルリフレクターの製作(詳細はこちら

どれか一つでもご参加いただけたら嬉しいです。

Say NOプロジェクトが紹介された著書

Say NOプロジェクトの活動がWAVE出版『子犬工場 いのちが商品にされる場所』大岳美帆(著)で紹介されました。
くわしくはこちらのページでご覧ください。